
乳歯の虫歯って放っておいていいの?|永久歯への影響と正しいケア
「乳歯はどうせ抜けるんだから、虫歯になっても大丈夫じゃない?」
そんなふうに思っている方、実は少なくありません。
でも実は、それは大きな誤解なんです。
乳歯は確かにいずれ抜けますが、その役割はとても重要。
虫歯になって放っておくと、永久歯や将来の口の健康にまで影響が出てしまう可能性があります。
◆ 乳歯の虫歯が与える3つの悪影響
① 永久歯の歯並びに影響する
乳歯は、永久歯が生えてくる“ガイド役”です。
もし乳歯が虫歯で早く抜けてしまうと、隣の歯がそのスペースに倒れ込んで、
永久歯がまっすぐ生える場所がなくなってしまうことも。
② 発音や食事がうまくできない
奥歯の虫歯で噛みにくくなると、偏った噛みグセがついたり、あごの発育に影響が出ることも。
また、前歯の虫歯は、発音や表情にも影響します。
③ 虫歯菌が永久歯や全身に影響することも
乳歯の虫歯が進行すると、その下にスタンバイしている永久歯に悪影響を及ぼす可能性もあります。
また、重度になると細菌が血液に乗って全身に広がるリスクもあり、油断できません。
◆ 痛みを感じにくいのが乳歯の落とし穴
乳歯は神経が小さく、虫歯が進行しても痛みを感じにくい傾向があります。
つまり、「痛がっていない=大丈夫」ではないのです。
見た目では分かりづらいことも多いため、定期的なチェックがとても大切になります。
◆ 乳歯の虫歯予防、今すぐできること
- 仕上げ磨きを習慣に(夜は必ず)
- フッ素入りの歯みがき粉を使う
- ダラダラ食べ・寝る前の飲食を控える
- 定期的な歯科検診でプロのチェック
特に寝る前のジュースやミルクは要注意。
飲んだあとに口をゆすぐ or 歯を磨く習慣をつけましょう。
◆ 秋月デンタルオフィスでは
当院では、小さなお子様の虫歯予防に力を入れています。
歯医者デビューにピッタリの環境づくりや、
仕上げ磨き・食習慣・フッ素の相談までトータルでサポート。
◆ まとめ|乳歯は“未来の歯”を守る第一歩
乳歯は「抜けるから大丈夫」ではなく、一生モノの歯を守るためのスタート地点。
お子様の健やかな歯の成長のために、今日からできるケアを一緒に続けていきましょう。
秋月デンタルオフィスは、頑張るママ・パパの“味方”です!