しみる原因は虫歯だけじゃない？噛みしめによる歯の亀裂・破折にご注意を

こんにちは。福岡市中央区・平尾にある 秋月デンタルオフィス です。

「冷たいものがしみる」「歯が一部ズキッと痛む」という症状で来院された患者さんの中には、実は虫歯ではなく、噛みしめや歯ぎしりによる“歯のヒビや亀裂”が原因というケースが少なくありません。

虫歯じゃないのに歯がしみる理由

虫歯のような症状があるのに、検査をしても虫歯は見つからない──。そんな場合に疑われるのが、咬合性外傷（こうごうせいがいしょう）です。

日常的な噛み締め・歯ぎしりの習慣によって、歯に過剰な力が加わることで次のような変化が起こります：

• 歯に細かなヒビ（マイクロクラック）が入る
• 歯の根元が削れる（くさび状欠損）
• 詰め物や被せ物の境目から亀裂が入る

このような微細なダメージは、冷たいものや甘いものがしみるという知覚過敏症状として現れます。

放置するとどうなる？

噛み締めによるダメージは目には見えにくく、自覚しにくいのが特徴です。

しかし、進行すると次のようなリスクがあります：

• 歯が縦に破折して抜歯が必要になることも
• 詰め物・被せ物の脱離や再治療の繰り返し
• 顎関節症や頭痛・肩こりといった全身症状につながることも

対策方法｜歯を守るためにできること

1. 歯ぎしり・噛み締めの有無を歯科でチェック
2. 就寝中のマウスピース（ナイトガード）使用
3. 咬み合わせの調整や生活習慣の見直し

また、必要に応じて歯の亀裂を封鎖する接着処置や、症状に応じたコーティング、知覚過敏の緩和処置などを行うこともあります。

福岡市中央区（平尾・薬院・高宮）で歯がしみる原因をしっかり調べたい方へ

秋月デンタルオフィスでは、マイクロスコープを使った精密な診断により、歯のヒビや破折の有無を確認できます。

しみる原因が虫歯なのか、噛み締めによるものなのかを見極めることで、適切な処置と再発予防が可能になります。

「しみるけど虫歯じゃないかも？」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

• 歯がしみる原因は虫歯だけではなく、噛み締めや歯ぎしりが関係することも
• 歯にヒビや亀裂が入ると知覚過敏や破折のリスクが高まる
• ナイトガードや咬合調整などで歯を守ることができる

あなたの歯のしみる症状、本当の原因を一緒に探してみませんか？

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