「えっ、痛くないのに来るんですか?」〜歯のメンテナンスって何のため?〜
ある日の診療後、受付カウンターでの会話。
患者さん(Aさん):
あの〜、来月も予約入れたほうがいいんですか?今日、特に痛いところもなかったし、何しに来るのかな〜って思って。
スタッフ(Bさん):
はい!今日やってたのは“定期メンテナンス”なんですよ。Aさんが来てくれたおかげで、歯も歯ぐきもいい状態保ててますよ〜!
Aさん:
えっ、メンテナンスって…車のオイル交換みたいな感じ?
Bさん:
うん、それめっちゃいい例えです(笑)!車も壊れてから修理するより、日頃の点検が大事じゃないですか?歯も同じで、“今問題がない”状態をキープするのがポイントなんです。
Aさん:
でもぶっちゃけ、痛くもかゆくもないのに歯医者って、ちょっとめんどくさくないですか?(笑)
Bさん:
それ、よく言われます(笑)。でも逆に言えば、“今のうちに来とけば”めんどくさい治療を回避できるってことなんですよ!
Aさん:
なるほど〜。でも実際、どこまで自分の歯って守れるもんなんですか?年取ったら自然に抜けるイメージがあるけど…。
Bさん:
最近は8020運動っていって、80歳でも20本歯を残そうって取り組みがあるんですよ。ちゃんとケアしてる人は、実際に多くの歯が残ってるんです!
Aさん:
マジで?それ、歯の寿命ってのが延びてるってことですか?
Bさん:
はい!歯は正しくケアすれば一生ものです。でも逆に放置すると、40代くらいからじわじわ減ってしまいます。
Aさん:
確かに、親が入れ歯になってて苦労してたんですよね…。食べるのも発音も大変そうで。
Bさん:
そうなんです。だから今のうちにメンテナンスして、自分の歯を守っていくことがすっごく大事なんです!
Aさん:
なるほど…。じゃあ、来月も意識高く予約入れておきます(笑)
Bさん:
ありがとうございます(笑)!Aさんみたいな方が増えてくれると、私たちも嬉しいです♪
【まとめ】
歯のメンテナンスは、「今、痛みがないから必要ない」ではなく、「今、何もないからこそ続けるべき」もの。
定期的なチェックとプロのクリーニングは、虫歯や歯周病を防ぐだけでなく、大切な歯を長く使い続けるための最強の予防法。
未来の自分のために、メンテナンスという“ちょっとした習慣”、始めてみませんか?